天神橋筋6丁目から新中津学園へのまち歩き
集合日時:2025年11月23日(日・祝)10:00
集合場所:大阪くらしの今昔館8階
【コースの概要】
今昔館~天神橋筋商店街~中崎町の長屋~南浜墓地~豊崎長屋~大淀の長屋~安藤忠雄建築研究所~源光寺~大阪工業大学梅田キャンパス~凌雲閣跡~万歳橋筋(能勢街道)~鶴乃茶屋跡~与謝蕪村句碑~阪急電鉄本社ビル前~済生会病院前交差点~大淀警察前~能勢街道と中国街道の分岐点(元萩之橋の石碑)~おおさか東線~富島神社~佐伯祐三誕生の地案内板~新中津学園(解散)
〇自分で作る色別標高図(重ねるハザードマップより)
〇明治期の低湿地(重ねるハザードマップより・M20年頃黄色部分は水田)
〇摂州大阪地図(文化3年(1806)、ラムゼイコレクション)とグーグルマップの重ね合わせ【220年前の大坂と今の大阪】
https://rumsey.geogarage.com/maps/gG14.html
〇大阪市パノラマ地図(大正13年(1924)、国際日本文化研究センター蔵)【100年前の大阪】
下記のリンクから、GPS機能を利用して、現在地を表示できます。
https://stroly.com/viewer/20101015001?lang=ja
〇大大阪観光地図(昭和11年(1936)、国際日本文化研究センター蔵)【90年前の大阪】
下記のリンクから、GPS機能を利用して、現在地を表示できます。
https://stroly.com/viewer/1526371642?lang=ja
〇明治中期陸地測量部仮製地図(約135年前、関西時層地図より)
〇明治後期陸地測量部地図(約115年前、関西時層地図より)
〇昭和初期1万分の1地形図(約95年前、関西時層地図より)
〇昭和中期1万分の1地形図(約70年前、関西時層地図より)
〇昭和後期1万分の1地形図(約40年前、関西時層地図より)
〇国土地理院地図(スーパー地形より)
〇市街化過程および戦災図(大阪こちずぶらりより)
〇次回の大阪あそ歩のまち歩き
【予約不要】都島区に残る謎の高低差を探る~鉄道が廃止されても、高低差はしつこく残っています~
集合日時:12月7日(日)13:00
集合場所:大阪メトロ谷町線都島駅改札口前
参加費:1,500円(保険料込み)
コースの詳細はこちらからお願いします。
https://www.osaka-asobo.jp/course1525.html
※【予約不要】ですので、集合日時に集合場所にお越しください。
〇難波市民学習センターの講座「古地図のススメ『大大阪時代のまちづくり』」に関連してまち歩きをします。
「地下鉄の開通後大阪の目抜き通りとなった御堂筋」
⇒淀屋橋~心斎橋にかけて御堂筋周辺を巡るコース
開催日時:令和7年(2025年)12月6日(土) 13:00出発~15:30解散予定
申し込み期間:2025年8月30日(土)~2025年11月23日(日)
参加費:1,500円(保険料込み)
対象:どなたでも
定員:抽選
申込はこちらから
https://osakademanabu.com/namba/archives/8823
詳細は、チラシでご確認ください。
〇7月25日(金)17:30~18:30、eo光テレビSpecial「関西の祭 天神祭 陸渡御」に生出演しました。
はじめてのスタジオ出演でした。こちらのサイトで見逃し配信をご覧いただけます。
https://11ch.eonet.jp/program/eohikarisp/03917.html
〇「村瀬先生のぶらり歴史歩き」に出演しました。
昨年12月放送のケーブルテレビ番組です。U-tubeでご覧いただけます。
【大阪・千林界隈】
https://www.youtube.com/watch?v=Q_tGJPc76IQ
【大阪・関目界隈】
https://www.youtube.com/watch?v=fJ041QSG0tM
〇オオサカマニアに「文学碑」を掲載していただきました。
文学碑は、作者のゆかりの地や作品の舞台となっている場所に建っていることが多く、碑の一節を読むと、時空を超えて作者の存在を身近に感じることができます。また、作品の世界観がダイレクトに伝わってくるので、作家や作品のファンはもちろん、学生時代に勉強した程度でよく知らない…という人も、興味を広げるきっかけの一つになるのではないかと思います。
https://osakamania.jp/mania/bungakuhi/
2025年11月7日金曜日
2025年11月3日月曜日
難波市民学習センター 20251206 御堂筋
地下鉄の開通後大阪の目抜き通りとなった御堂筋
淀屋橋~心斎橋にかけて御堂筋周辺を巡るまち歩きです。
集合日時:2025年12月6日(土) 13:00
集合場所:大阪メトロ御堂筋線淀屋橋駅6号出口地上
【コースの概要】
淀屋橋~駅逓司大阪郵便役所跡~大江橋~大阪堂島浜タワー~淀屋小路(しょうじ)~淀屋橋ステーションワン~愛日小学校跡~懐徳堂旧跡~神宗~浮世小路(うきよしょうじ)~三菱UFJ銀行ギャラリー~芝川ビル~大阪ガスビル~御霊神社~北御堂・北御堂ミュージアム~御堂ビル~船場センタービル~坐摩(いかすり)神社~大阪御堂筋ビル~南御堂~難波神社~新橋跡~心斎橋パルコ~大丸心斎橋店(解散)
〇浪華名所獨案内(天保年間、津の清蔵)【200年前の大坂】
下記のリンクから、GPS機能を利用して、現在地を表示できます。
https://stroly.com/viewer/_OP_1463429206?lang=ja
〇大阪市パノラマ地図(大正13年(1924)、国際日本文化研究センター蔵)【100年前の大阪】
下記のリンクから、GPS機能を利用して、現在地を表示できます。
https://stroly.com/viewer/20101015001?lang=ja
〇大大阪観光地図(昭和11年(1936)、国際日本文化研究センター蔵)【90年前の大阪】
下記のリンクから、GPS機能を利用して、現在地を表示できます。
https://stroly.com/viewer/1526371642?lang=ja
〇大大阪時代のまちづくり(6)(抜粋)
第二次市域拡張以前の大阪市の様子は、大正13年(1924年)発行の大阪市パノラマ地図を見るとよくわかります。当時の市域は、第一次市域拡張によって、概ね現在のJR大阪環状線の内側と、此花区、港区、大正区のエリアでした。パノラマ地図にはこのエリアが描かれています。区の数は東西南北の4区のままでした。地図をよく見ると区の旧字体である「區」の文字が4つあります。
拡幅される前の御堂筋をパノラマ地図で見てみます。大阪駅から南下してきた路面電車(市電)は淀屋橋南詰で東に曲がり北浜から堺筋を南へ走ります。淀屋橋から南へ伸びる淀屋橋筋は道幅6mでした。
北御堂と南御堂の前の道が御堂筋です。淡路町で淀屋橋筋とは少しずれています。当時の御堂筋は淡路町から長堀までの長さ約1km、道幅6mの道でした。
この地図の右寄りに「區」の文字が見えます。これは、東区の「區」です。
御堂筋が拡幅される位置には、長堀に橋がありません。心斎橋と佐野屋橋の間です。大丸と十合(そごう)は、心斎橋筋に顔を向けています。
御堂筋が拡幅される位置には、道頓堀にも橋がありません。戎橋と新戎橋の間です。南海電車のなんば駅は木造の駅舎で、まだ高島屋は建っていません。
このように、大阪市パノラマ地図をていねいに見ると、市域が拡張される以前の大阪市の様子がよくわかります。鳥観図のありがたさです。
〇次回の大阪あそ歩のまち歩き
【予約不要】都島区に残る謎の高低差を探る~鉄道が廃止されても、高低差はしつこく残っています~
集合日時:12月7日(日)13:00
集合場所:大阪メトロ谷町線都島駅改札口前
コースの詳細はこちらからお願いします。
https://www.osaka-asobo.jp/course-list/aruki
※【予約不要】ですので、集合日時に集合場所にお越しください。
〇7月25日(金)17:30~18:30、eo光テレビSpecial「関西の祭 天神祭 陸渡御」に生出演しました。
はじめてのスタジオ出演でした。こちらのサイトで見逃し配信をご覧いただけます。
https://11ch.eonet.jp/program/eohikarisp/03917.html
〇「村瀬先生のぶらり歴史歩き」に出演しました。
昨年12月放送のケーブルテレビ番組です。U-tubeでご覧いただけます。
【大阪・千林界隈】
https://www.youtube.com/watch?v=Q_tGJPc76IQ
【大阪・関目界隈】
https://www.youtube.com/watch?v=fJ041QSG0tM
〇オオサカマニアに「文学碑」を掲載していただきました。
文学碑は、作者のゆかりの地や作品の舞台となっている場所に建っていることが多く、碑の一節を読むと、時空を超えて作者の存在を身近に感じることができます。また、作品の世界観がダイレクトに伝わってくるので、作家や作品のファンはもちろん、学生時代に勉強した程度でよく知らない…という人も、興味を広げるきっかけの一つになるのではないかと思います。
https://osakamania.jp/mania/bungakuhi/
淀屋橋~心斎橋にかけて御堂筋周辺を巡るまち歩きです。
集合日時:2025年12月6日(土) 13:00
集合場所:大阪メトロ御堂筋線淀屋橋駅6号出口地上
【コースの概要】
淀屋橋~駅逓司大阪郵便役所跡~大江橋~大阪堂島浜タワー~淀屋小路(しょうじ)~淀屋橋ステーションワン~愛日小学校跡~懐徳堂旧跡~神宗~浮世小路(うきよしょうじ)~三菱UFJ銀行ギャラリー~芝川ビル~大阪ガスビル~御霊神社~北御堂・北御堂ミュージアム~御堂ビル~船場センタービル~坐摩(いかすり)神社~大阪御堂筋ビル~南御堂~難波神社~新橋跡~心斎橋パルコ~大丸心斎橋店(解散)
〇浪華名所獨案内(天保年間、津の清蔵)【200年前の大坂】
下記のリンクから、GPS機能を利用して、現在地を表示できます。
https://stroly.com/viewer/_OP_1463429206?lang=ja
〇大阪市パノラマ地図(大正13年(1924)、国際日本文化研究センター蔵)【100年前の大阪】
下記のリンクから、GPS機能を利用して、現在地を表示できます。
https://stroly.com/viewer/20101015001?lang=ja
〇大大阪観光地図(昭和11年(1936)、国際日本文化研究センター蔵)【90年前の大阪】
下記のリンクから、GPS機能を利用して、現在地を表示できます。
https://stroly.com/viewer/1526371642?lang=ja
〇大大阪時代のまちづくり(6)(抜粋)
第二次市域拡張以前の大阪市の様子は、大正13年(1924年)発行の大阪市パノラマ地図を見るとよくわかります。当時の市域は、第一次市域拡張によって、概ね現在のJR大阪環状線の内側と、此花区、港区、大正区のエリアでした。パノラマ地図にはこのエリアが描かれています。区の数は東西南北の4区のままでした。地図をよく見ると区の旧字体である「區」の文字が4つあります。
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| 大阪市パノラマ地図で見る第二次市域拡張前の大阪市 |
拡幅される前の御堂筋をパノラマ地図で見てみます。大阪駅から南下してきた路面電車(市電)は淀屋橋南詰で東に曲がり北浜から堺筋を南へ走ります。淀屋橋から南へ伸びる淀屋橋筋は道幅6mでした。
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| 大阪市パノラマ地図でみる拡幅前の御堂筋(淀屋橋付近) |
北御堂と南御堂の前の道が御堂筋です。淡路町で淀屋橋筋とは少しずれています。当時の御堂筋は淡路町から長堀までの長さ約1km、道幅6mの道でした。
この地図の右寄りに「區」の文字が見えます。これは、東区の「區」です。
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| 大阪市パノラマ地図でみる拡幅前の御堂筋(本町付近) |
御堂筋が拡幅される位置には、長堀に橋がありません。心斎橋と佐野屋橋の間です。大丸と十合(そごう)は、心斎橋筋に顔を向けています。
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| 大阪市パノラマ地図でみる拡幅前の御堂筋(心斎橋付近) |
御堂筋が拡幅される位置には、道頓堀にも橋がありません。戎橋と新戎橋の間です。南海電車のなんば駅は木造の駅舎で、まだ高島屋は建っていません。
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| 大阪市パノラマ地図でみる拡幅前の御堂筋(難波付近) |
〇次回の大阪あそ歩のまち歩き
【予約不要】都島区に残る謎の高低差を探る~鉄道が廃止されても、高低差はしつこく残っています~
集合日時:12月7日(日)13:00
集合場所:大阪メトロ谷町線都島駅改札口前
コースの詳細はこちらからお願いします。
https://www.osaka-asobo.jp/course-list/aruki
※【予約不要】ですので、集合日時に集合場所にお越しください。
〇7月25日(金)17:30~18:30、eo光テレビSpecial「関西の祭 天神祭 陸渡御」に生出演しました。
はじめてのスタジオ出演でした。こちらのサイトで見逃し配信をご覧いただけます。
https://11ch.eonet.jp/program/eohikarisp/03917.html
〇「村瀬先生のぶらり歴史歩き」に出演しました。
昨年12月放送のケーブルテレビ番組です。U-tubeでご覧いただけます。
【大阪・千林界隈】
https://www.youtube.com/watch?v=Q_tGJPc76IQ
【大阪・関目界隈】
https://www.youtube.com/watch?v=fJ041QSG0tM
〇オオサカマニアに「文学碑」を掲載していただきました。
文学碑は、作者のゆかりの地や作品の舞台となっている場所に建っていることが多く、碑の一節を読むと、時空を超えて作者の存在を身近に感じることができます。また、作品の世界観がダイレクトに伝わってくるので、作家や作品のファンはもちろん、学生時代に勉強した程度でよく知らない…という人も、興味を広げるきっかけの一つになるのではないかと思います。
https://osakamania.jp/mania/bungakuhi/
2025年11月1日土曜日
難波市民学習センター 20251106 大阪城
市民の寄付によって復興した大阪城天守閣と、馬場町角で親しまれたJOBK(大阪放送局)
谷町四丁目~JOBK跡~大阪城~大阪城ホール付近のまち歩きです。
集合日時:2025年11月6日(木)13:00
集合場所:大阪メトロ中央線谷町4丁目駅9号出口地上
【コースの概要】
谷町4丁目駅~NHK大阪放送局・大阪歴史博物館前広場~「なノにわ」~パティーナ大阪~教育塔~南外堀~生国魂神社旧跡~大手門~大坂本願寺推定地~桜門~日本庭園~ミライザ大阪城~豊臣石垣館~天守閣~石垣爆撃被害跡~刻印石広場~秀頼・淀殿ら自刃の地~極楽橋~青屋門前~雁木坂~蓮如上人袈裟懸け松~玉造門~石段~東外堀~大阪砲兵工廠跡~大阪城ホール~大阪城新橋(解散)
〇当日の写真
〇コース案内用写真
〇大阪市パノラマ地図(大正13年(1924)、国際日本文化研究センター蔵)
下記のリンクから、GPS機能を利用して、現在地を表示できます。
https://stroly.com/viewer/20101015001?lang=ja
〇大大阪観光地図(昭和11年(1936)、国際日本文化研究センター蔵)
下記のリンクから、GPS機能を利用して、現在地を表示できます。
https://stroly.com/viewer/1526371642?lang=ja
〇自分で作る色別標高図
〇明治期の低湿地(明治20年ごろ)
〇明治中期陸地測量部仮製地図(約135年前)
〇明治後期陸地測量部地図(約115年前)
〇昭和初期1万分の1地形図(約95年前)
〇昭和中期1万分の1地形図(約70年前)
〇市街化過程および戦災図
〇Osaka Metro まちさんぽ 大阪ビジネスパーク駅(長堀鶴見緑地線)
〇大大阪時代のまちづくり(2) 大阪城天守閣
第二次市域拡張直前である1924年(大正13年)発行の大阪市パノラマ地図と、その12年後1936年(昭和11年)発行の大大阪観光地図を見比べながら、大大阪時代の大阪のまちづくりを振り返ります。今回は、大阪城天守閣です。
大阪市パノラマ地図(1924)(国際日本文化研究センター蔵)
大正13年(1924)発行の大阪市パノラマ地図の大阪城を見ると、天守台はありますが天守閣がありません。徳川再建天守は建築後40年で落雷によって焼失し、以降は再建されませんでした。昭和天皇の即位御大典を奉祝して、市民の募金によって昭和6年(1931)に復興されたのが現在の天守閣で、来年95周年を迎えます。大大阪観光地図には、天守閣が大きく描かれています。
天守の南には本丸御殿がありましたが、幕末の混乱の中で焼失しました。世界遺産となっている二条城の二の丸御殿と同様のものがあったといわれますので、本当に残念なことです。明治18年に和歌山城から移築された紀州御殿が師団指令部として使用されていました。
昭和天皇の御大典を祝して天守を復興することになり、市民の募金150万円が集められました。その内半額以上が師団司令部の新築に充当され、47万円で天守閣を復興、26万円で公園を整備し、市民に公開されることとなりました。師団司令部の完成後、紀州御殿は大阪市の迎賓館となり、昭和7年の昭和天皇行幸の際には行在所となり、昭和8年に「天臨閣」と改称されました。
戦後、師団司令部庁舎は米軍に接収され、返還されたのちは、大阪市警視庁、市立博物館等として使用され、現在はミライザ大阪城として再生され、利用されています。
地図の貯水池の位置にあった豊臣天守は、夏の陣での落城後徳川方によって埋め立てられ、石垣が地下に眠っています。平成25年から市民の寄付によって豊臣石垣を掘り起こして展示する「豊臣石垣公開プロジェクト」が進められ、2025年4月1日に「大阪城 豊臣石垣館」としてオープンしました。
大阪市パノラマ地図(1924)(国際日本文化研究センター蔵)
大大阪観光地図(1936)(国際日本文化研究センター蔵)
大阪城の周辺を見比べてみると、パノラマ地図にはなかった大阪府庁、中央放送局が絵入りで描かれ、大阪城公園、国民会館、教育記念塔の文字も見えます。天守閣の復興と合わせて大阪城本丸は公園となり、周辺に施設の整備が進みましたが、大阪城周辺の大半は司令部、師団、大阪工廠、練兵場、射撃場などの軍用地でした。
〇大大阪時代のまちづくり(6)(抜粋)
第二次市域拡張以前の大阪市の様子は、大正13年(1924年)発行の大阪市パノラマ地図を見るとよくわかります。当時の市域は、第一次市域拡張によって、概ね現在のJR大阪環状線の内側と、此花区、港区、大正区のエリアでした。パノラマ地図にはこのエリアが描かれています。区の数は東西南北の4区のままでした。地図をよく見ると区の旧字体である「區」の文字が4つあります。
地図右上の大阪城を見ると、天守閣はなく、徳川時代に再建された天守の天守台だけが描かれています。天守は落雷による火災で焼失し、以降再建されないままでした。和歌山城から移築された紀州御殿が師団司令部として使用されていました。
このように、大阪市パノラマ地図をていねいに見ると、市域が拡張される以前の大阪市の様子がよくわかります。鳥観図のありがたさです。
大阪城の歴史について、さらに詳しくはこちらをご覧ください。
https://www.city.osaka.lg.jp/keizaisenryaku/cmsfiles/contents/0000626/626612/3syou_.pdf
〇次回の大阪あそ歩のまち歩き
【予約不要】都島区に残る謎の高低差を探る~鉄道が廃止されても、高低差はしつこく残っています~
集合日時:12月7日(日)13:00
集合場所:大阪メトロ谷町線都島駅改札口前
コースの詳細はこちらからお願いします。
https://www.osaka-asobo.jp/course-list/aruki
※【予約不要】ですので、集合日時に集合場所にお越しください。
〇難波市民学習センターで講座「古地図のススメ『大大阪時代のまちづくり』」の講師をします。
開催日時:令和7年(2025年)11月15日(土)
13:30~15:30
申し込み期間:2025年8月30日(土)〜 2025年11月14日(金)
開催場所:大阪市立難波市民学習センター(OCATビル4階)
参加費:1,500円/回
対象:どなたでも
定員:先着順
申込はこちらから
https://osakademanabu.com/namba/archives/8797
また、この講座に関連してまち歩きをします。
「地下鉄の開通後大阪の目抜き通りとなった御堂筋」
⇒淀屋橋~心斎橋にかけてのコース
開催日時:令和7年(2025年)12月6日(土) 13:00出発~15:30解散予定
申し込み期間:2025年8月30日(土)~2025年11月23日(日)
参加費:1,500円(保険料込み)
対象:どなたでも
定員:抽選
申込はこちらから
https://osakademanabu.com/namba/archives/8823
詳細は、チラシでご確認ください。
〇7月25日(金)17:30~18:30、eo光テレビSpecial「関西の祭 天神祭 陸渡御」に生出演しました。
はじめてのスタジオ出演でした。こちらのサイトで見逃し配信をご覧いただけます。
https://11ch.eonet.jp/program/eohikarisp/03917.html
〇「村瀬先生のぶらり歴史歩き」に出演しました。
昨年12月放送のケーブルテレビ番組です。U-tubeでご覧いただけます。
【大阪・千林界隈】
https://www.youtube.com/watch?v=Q_tGJPc76IQ
【大阪・関目界隈】
https://www.youtube.com/watch?v=fJ041QSG0tM
〇オオサカマニアに「文学碑」を掲載していただきました。
文学碑は、作者のゆかりの地や作品の舞台となっている場所に建っていることが多く、碑の一節を読むと、時空を超えて作者の存在を身近に感じることができます。また、作品の世界観がダイレクトに伝わってくるので、作家や作品のファンはもちろん、学生時代に勉強した程度でよく知らない…という人も、興味を広げるきっかけの一つになるのではないかと思います。
https://osakamania.jp/mania/bungakuhi/
谷町四丁目~JOBK跡~大阪城~大阪城ホール付近のまち歩きです。
集合日時:2025年11月6日(木)13:00
集合場所:大阪メトロ中央線谷町4丁目駅9号出口地上
【コースの概要】
谷町4丁目駅~NHK大阪放送局・大阪歴史博物館前広場~「なノにわ」~パティーナ大阪~教育塔~南外堀~生国魂神社旧跡~大手門~大坂本願寺推定地~桜門~日本庭園~ミライザ大阪城~豊臣石垣館~天守閣~石垣爆撃被害跡~刻印石広場~秀頼・淀殿ら自刃の地~極楽橋~青屋門前~雁木坂~蓮如上人袈裟懸け松~玉造門~石段~東外堀~大阪砲兵工廠跡~大阪城ホール~大阪城新橋(解散)
〇当日の写真
〇コース案内用写真
〇大阪市パノラマ地図(大正13年(1924)、国際日本文化研究センター蔵)
下記のリンクから、GPS機能を利用して、現在地を表示できます。
https://stroly.com/viewer/20101015001?lang=ja
〇大大阪観光地図(昭和11年(1936)、国際日本文化研究センター蔵)
下記のリンクから、GPS機能を利用して、現在地を表示できます。
https://stroly.com/viewer/1526371642?lang=ja
〇自分で作る色別標高図
〇明治期の低湿地(明治20年ごろ)
〇明治中期陸地測量部仮製地図(約135年前)
〇明治後期陸地測量部地図(約115年前)
〇昭和初期1万分の1地形図(約95年前)
〇昭和中期1万分の1地形図(約70年前)
〇市街化過程および戦災図
〇Osaka Metro まちさんぽ 大阪ビジネスパーク駅(長堀鶴見緑地線)
〇大大阪時代のまちづくり(2) 大阪城天守閣
第二次市域拡張直前である1924年(大正13年)発行の大阪市パノラマ地図と、その12年後1936年(昭和11年)発行の大大阪観光地図を見比べながら、大大阪時代の大阪のまちづくりを振り返ります。今回は、大阪城天守閣です。
大正13年(1924)発行の大阪市パノラマ地図の大阪城を見ると、天守台はありますが天守閣がありません。徳川再建天守は建築後40年で落雷によって焼失し、以降は再建されませんでした。昭和天皇の即位御大典を奉祝して、市民の募金によって昭和6年(1931)に復興されたのが現在の天守閣で、来年95周年を迎えます。大大阪観光地図には、天守閣が大きく描かれています。
天守の南には本丸御殿がありましたが、幕末の混乱の中で焼失しました。世界遺産となっている二条城の二の丸御殿と同様のものがあったといわれますので、本当に残念なことです。明治18年に和歌山城から移築された紀州御殿が師団指令部として使用されていました。
昭和天皇の御大典を祝して天守を復興することになり、市民の募金150万円が集められました。その内半額以上が師団司令部の新築に充当され、47万円で天守閣を復興、26万円で公園を整備し、市民に公開されることとなりました。師団司令部の完成後、紀州御殿は大阪市の迎賓館となり、昭和7年の昭和天皇行幸の際には行在所となり、昭和8年に「天臨閣」と改称されました。
戦後、師団司令部庁舎は米軍に接収され、返還されたのちは、大阪市警視庁、市立博物館等として使用され、現在はミライザ大阪城として再生され、利用されています。
地図の貯水池の位置にあった豊臣天守は、夏の陣での落城後徳川方によって埋め立てられ、石垣が地下に眠っています。平成25年から市民の寄付によって豊臣石垣を掘り起こして展示する「豊臣石垣公開プロジェクト」が進められ、2025年4月1日に「大阪城 豊臣石垣館」としてオープンしました。
大阪城の周辺を見比べてみると、パノラマ地図にはなかった大阪府庁、中央放送局が絵入りで描かれ、大阪城公園、国民会館、教育記念塔の文字も見えます。天守閣の復興と合わせて大阪城本丸は公園となり、周辺に施設の整備が進みましたが、大阪城周辺の大半は司令部、師団、大阪工廠、練兵場、射撃場などの軍用地でした。
〇大大阪時代のまちづくり(6)(抜粋)
第二次市域拡張以前の大阪市の様子は、大正13年(1924年)発行の大阪市パノラマ地図を見るとよくわかります。当時の市域は、第一次市域拡張によって、概ね現在のJR大阪環状線の内側と、此花区、港区、大正区のエリアでした。パノラマ地図にはこのエリアが描かれています。区の数は東西南北の4区のままでした。地図をよく見ると区の旧字体である「區」の文字が4つあります。
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| 大阪市パノラマ地図で見る第二次市域拡張前の大阪市 |
地図右上の大阪城を見ると、天守閣はなく、徳川時代に再建された天守の天守台だけが描かれています。天守は落雷による火災で焼失し、以降再建されないままでした。和歌山城から移築された紀州御殿が師団司令部として使用されていました。
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| 大阪市パノラマ地図の大阪城 |
このように、大阪市パノラマ地図をていねいに見ると、市域が拡張される以前の大阪市の様子がよくわかります。鳥観図のありがたさです。
大阪城の歴史について、さらに詳しくはこちらをご覧ください。
https://www.city.osaka.lg.jp/keizaisenryaku/cmsfiles/contents/0000626/626612/3syou_.pdf
〇次回の大阪あそ歩のまち歩き
【予約不要】都島区に残る謎の高低差を探る~鉄道が廃止されても、高低差はしつこく残っています~
集合日時:12月7日(日)13:00
集合場所:大阪メトロ谷町線都島駅改札口前
コースの詳細はこちらからお願いします。
https://www.osaka-asobo.jp/course-list/aruki
※【予約不要】ですので、集合日時に集合場所にお越しください。
〇難波市民学習センターで講座「古地図のススメ『大大阪時代のまちづくり』」の講師をします。
開催日時:令和7年(2025年)11月15日(土)
13:30~15:30
申し込み期間:2025年8月30日(土)〜 2025年11月14日(金)
開催場所:大阪市立難波市民学習センター(OCATビル4階)
参加費:1,500円/回
対象:どなたでも
定員:先着順
申込はこちらから
https://osakademanabu.com/namba/archives/8797
また、この講座に関連してまち歩きをします。
「地下鉄の開通後大阪の目抜き通りとなった御堂筋」
⇒淀屋橋~心斎橋にかけてのコース
開催日時:令和7年(2025年)12月6日(土) 13:00出発~15:30解散予定
申し込み期間:2025年8月30日(土)~2025年11月23日(日)
参加費:1,500円(保険料込み)
対象:どなたでも
定員:抽選
申込はこちらから
https://osakademanabu.com/namba/archives/8823
詳細は、チラシでご確認ください。
〇7月25日(金)17:30~18:30、eo光テレビSpecial「関西の祭 天神祭 陸渡御」に生出演しました。
はじめてのスタジオ出演でした。こちらのサイトで見逃し配信をご覧いただけます。
https://11ch.eonet.jp/program/eohikarisp/03917.html
〇「村瀬先生のぶらり歴史歩き」に出演しました。
昨年12月放送のケーブルテレビ番組です。U-tubeでご覧いただけます。
【大阪・千林界隈】
https://www.youtube.com/watch?v=Q_tGJPc76IQ
【大阪・関目界隈】
https://www.youtube.com/watch?v=fJ041QSG0tM
〇オオサカマニアに「文学碑」を掲載していただきました。
文学碑は、作者のゆかりの地や作品の舞台となっている場所に建っていることが多く、碑の一節を読むと、時空を超えて作者の存在を身近に感じることができます。また、作品の世界観がダイレクトに伝わってくるので、作家や作品のファンはもちろん、学生時代に勉強した程度でよく知らない…という人も、興味を広げるきっかけの一つになるのではないかと思います。
https://osakamania.jp/mania/bungakuhi/
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