~姫島から姫島神社・大野川緑陰道路・住吉神社を経て福町まで~
「幸福ツアー」の4回目は西淀川区。阪神姫島駅をスタートして、姫島神社・大野住吉神社・福住吉神社の3つの神社と緑陰道路をめぐり、福町をめざします。この付近は水害と戦ってきた地域で、水防碑や大塚切れ洪水碑があります。淀川堤防付近では阪神なんば線の新橋梁が工事中です。このあたりまで足を延ばそうと思います。
集合日時:2月23日(日)13:00
集合場所:阪神本線姫島駅改札口前
【コースの概要】
阪神姫島駅~大和田街道(梅田街道)~姫島神社~姫島公園~大野川緑陰道路~水防碑~大野住吉神社~福町住吉神社~阪神新橋梁の工事現場~大塚切れ洪水碑~阪神福駅(解散)
〇当日の写真
阪神電車姫島駅をスタート
ここは海抜「ー1.2m」です。
大和田街道(梅田街道)を歩きます
大和田街道(梅田街道)を歩きます
面白い屋根の形の酒屋さん
姫島神社の鳥居は、変わった形です。
姫島神社のホタテガイの絵馬の山
姫島神社境内の万葉集の歌碑
姫島神社の境内
大野川緑陰道路、水色は自転車道、茶色は歩行車道です。
大野川緑陰道路、橋の下をくぐります。水が流れていたところを歩いています。
大野川緑陰道路マップ
西淀川区の水防碑
福住吉神社拝殿
福住吉神社から、大野川堤防に上がる石段と神馬像。
福住吉神社境内の福稲荷
昭和9年の室戸台風の際にも、福付近は水害を免れました。「全く氏神様のお陰」と新聞記事にあります。
工事中の阪神なんば線の新鉄橋
「大塚切れ洪水碑」、1917年(大正6年)高槻市の大塚で淀川の堤防が喜連、淀川の北側一帯が水に浸かりました。水を川へ戻すため、この辺りの堤防を崩し排水しました。「わざと切れ」というそうです。明治43年に完成したばかりの新淀川の堤防を崩さなければならないほどの大洪水でした。
〇案内の写真
姫島神社の鳥居。珍しい形をしています。
姫島神社境内にある万葉集の歌碑。「妹(いも)が名は 千代に流れん 姫島の 小松がうれに 苔むすまでに」この歌は河辺宮人(かわべのみやひと)により歌われたもので、万葉集の巻二(228)に収録されています。
ホタテガイの絵馬が山のようになっています
ホタテガイの絵馬
赤い球を投げてこの穴を通すと願いが叶うとか
なかなかうまく通りません
姫島神社拝殿前
福住吉神社
大野川堤防に上がる石段
大野住吉神社
西淀川区の水防碑
大塚切れ洪水碑
昭和49年、淀川百年記念とあります。
〇明治期の低湿地(明治20年ごろの地形、水色は河川・池など水面、茶色は堤防、黄色は水田:重ねるハザードマップより)
〇明治41年陸地測量部地図(大阪こちずぶらりより)
〇大大阪観光地図(国際日本文化研究センター蔵)
〇自分で作る色別標高図(重ねるハザードマップより)
〇市街化過程および戦災図(大阪こちずぶらりより)
〇次回のまち歩き
【東成】千間川跡から平野川へ
~大阪メトロ中央線を歩く(深江橋・緑橋)~
深江橋から千間川跡の緑陰道路を経て、4つの神社を巡り、緑橋をめざします。
集合日時:3月1日(土)13:00
集合場所:大阪メトロ中央線深江橋駅改札口前
参加予約はこちらから。
https://www.osaka-asobo.jp/course-list/aruki
〇大阪あそ歩のFacebookページ
https://www.facebook.com/groups/685609904810009
〇「村瀬先生のぶらり歴史歩き」に出演しました。
昨年12月放送のケーブルテレビ番組です。U-tubeでご覧いただけます。
【大阪・千林界隈】
https://www.youtube.com/watch?v=Q_tGJPc76IQ
【大阪・関目界隈】
https://www.youtube.com/watch?v=fJ041QSG0tM
〇オオサカマニアに「文学碑」を掲載していただきました。
文学碑は、作者のゆかりの地や作品の舞台となっている場所に建っていることが多く、碑の一節を読むと、時空を超えて作者の存在を身近に感じることができます。また、作品の世界観がダイレクトに伝わってくるので、作家や作品のファンはもちろん、学生時代に勉強した程度でよく知らない…という人も、興味を広げるきっかけの一つになるのではないかと思います。
https://osakamania.jp/mania/bungakuhi/
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